特集 キノコ多糖体(β-グルカン)

<インタビュー>
東京薬科大学薬学部
大野尚仁 教授に聞く

 「β−グルカン」の抗体を発見、臨床的意義に期待。

 アガリクス・ブラゼイやメシマコブなど、キノコ由来のサプリメントを臨床に取り入れる動きが盛んになっている。特にがんの統合医療の領域では、患者の免疫を高め、自然治癒力を支えるものとして関心が高い。

<キノコシンポジウムより>
「キノコと免疫」、マイタケの薬理作用など、キノコの機能性を巡って。

 キノコの機能性を巡るシンポジウムが先頃、相次いで開催された。5月29、30日には山梨で「キノコと免疫」をテーマにした国際シンポジウムが開かれ、6月15日には東京でマイタケの薬理作用に関する日米交流講演会が開催された。

ハナビラタケ、メシマコブ、ハタケシメジなど、明らかになる免疫調整作用や抗腫瘍効果。
 抗がんとの関連で何かと注目を集めるアガリクスだが、β-グルカンを豊富に含む他のキノコにも今、熱い視線が注がれている。最新の実験や製品化への努力を追ってみた。

安全性、低価格化に各社独自の取り組み。
ますます身近になるキノコ製品。

 健康食品素材として注目を集めるキノコ。安全性の確保や、低価格化へ、その製品化に際しての各社の取り組みには目をみはるものがある。キノコ製品で話題のメーカーの動きを追ってみた。

注目素材「ヤマブシタケ」
幅広い機能に期待―痴呆、消化器疾患への応用も―

 ヤマブシタケが慢性萎縮性胃炎に有効」とする研究結果が発表され、統合医療関係者の注目を集めた。155例に対してヤマブシタケの錠剤か内服剤を3カ月間摂取してもらったところ、自覚症状、検査所見ともに85%以上の有効率を示したというのだ。


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