肥満は「生活習慣病」のもと/タニタ体重科学研究所 池田義雄所長に聞く
かつて「成人病」といわれた高血圧や糖尿病が今は「生活習慣病」と呼ばれるように、食事や運動などの習慣が密接に関係する病気があることがわかっています。なかでも、肥満は多くの生活習慣病の引き金になるとされており、正しい知識に基づいた対処が必要です。肥満と生活習慣病の関わりや日常生活のポイントについて、タニタ体重科学研究所の池田義雄所長(前・慈恵医大健康医学科教授)にお聞きしました。

●ダイエット外来の症例研究/「筋肉量を減らさずに体脂肪を減少」クロスクリニック 副院長青木晃医師
医師が開発した特定保健用食品(トクホ)として話題を呼んでいる機能性食品に「RY流糖茶」がある。主成分は、とうもろこしの澱粉から作られた食物繊維(難消化性デキストリン)。この成分が、糖の吸収を穏やかにして、血糖値の上昇を抑えることが、医学的に確認されたことから、昨年9月に厚生省(現厚生労働省)からトクホの表示許可を取得した。クロスクリニック(東京都新宿区、TEL:03-5339-2590)副院長の青木晃医師は、この「RY流糖茶」をダイエット外来で患者に投与したところ、筋肉量を減少させることなく、有意に体脂肪を減少させるダイエット効果がみられた。青木医師に臨床スタディの概要と肥満対策のポイントを聞いた。

●肥満を放置すれば生活習慣病発症は必至
日本人の肥満人口(15歳以上)は、推計で2300万人(1998年国民栄養調査)。とくに男性の場合は30、40歳代の3人に1人が肥満または過体重という深刻な状況。この状態を放置しておけば、糖尿病、高血圧症、高脂血症につながる可能性が極めて高い。肥満対策を巡る医療現場の動向を探った。

●肥満診療レポート
肥満に対しては、食事療法、東洋医学、サプリメントの使用など、日常診療では、さまざまな形のアプローチが行われている。具体的な事例をいくつか紹介。

●インタビュー 池田義雄所長/足立香代子室長
肥満の研究者として知られるタニタ体重科学研究所・池田義雄所長(前慈恵医大健康医学センター教授)に最新の知見と対処法を、また、せんぽ東京高輪病院栄養管理室・足立香代子室長には肥満に対する栄養指導の実際を聞いた。


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